わたしの飼い主

お父さんとお母さんは茉莉ちゃんがいないぶん、わたしにたくさんかまってくれた

そのうちわたしは年を取り、だんだんと体が動かなくなっていった

「みや、今日もごはんたべないのか....」

「みやももう12さいだもの」

気がつけばわたしはあの頃の茉莉ちゃんよりも大きくなっていた
< 13 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop