白い監獄
「マジで大丈夫?」
「ヤバイ…ノイローゼかもね…」
「でも警察も見回りしてくれるんだろ?」
「一応…」
私は昼休みに昨日の事を説明しました。
「明日二人が来てくれるかと思うと心強い…」
「鍵屋は?」
「土曜日に頼んだ…」
「やっぱここは村井に期待だね!」
「村井〜!頼むね!!」
「お、おう」
私はため息をつきながら、紙パックな烏龍茶をすすりました。
それだけじゃない…、今日は課外がない日
また…つけられる…
図書館に寄って、時間ずらそう…
犯人は絶対そいつだと思うから、会ったらどんな事されるか!
私はまたため息をつきました
「送ってくか?」
「いいよ、村井別方向じゃん…」
バスを2本ずらして私は帰ることにしました
村井もたまたま残る用があって付き合ってくれたのです
「…じゃあ、明日よろしく」
「おう」
私はバス停まで歩き、一時間揺られながら考えました
犯人は何が目的なんだろう…
私の部屋の片付け?
何考えてるのかわからない…