先生、スキでいてもいいですか?
そして、第一回目の理科の授業。
授業開始のチャイムから5分後に来て、謝った。
「 わりぃわりぃ。」
そんな先生の笑顔が、私の心の中で眩しく輝いた。
「 第一回目の理科の授業。
成績の付け方について君たちに教えましょう。今日は教科書もノートもいらん。俺の話だけを聞け。 」
そういうと先生は、丁寧に成績の付け方を私たちに教え始めた。
「 えーっと、つまりですな。
例え、どんなに頭が悪かろうが、授業真面目に受け、提出物を出し、実験を積極的に受け、レポートをしっかり出せば
俺は1を付けん。それは、どこの教科でも一緒だ。だから、各々がんばること。以上。」
学年集会での先生の怖さを皆が知っているのか、誰も何も言わなかった。
けど、みんなの目はやる気で満ち溢れていた。
あたしも、理科がんばらんな〜( ̄▽ ̄)