先生、スキでいてもいいですか?


銅4gを熱したあと、質量をはかったら4.6gであった。このとき、反応しないで残っていた銅は何gか。



前のやつに、数字を変えただけの簡単な問題だ。



前の問題は、柴倉先生のこと考えていて、全然解けなかったからなぁ…。



私がため息をつくと、柴倉先生はやって来て


「早いなぁ。 」そう呟いて、教壇に立つ。



「 なんかもう解き終わりそうなやつおるから、答え貼っとくなー!」




私のことか…




んーでも、答えは見たくない。

自力で考えなきゃ!!










何分が経ったかなぁ…


答えの前に、たくさんの男子が群がってる。


「 あーわからん…」


私が意を決して、答えの元にいくと…



答えには、先生の綺麗な時で
1.6g。
そう書いてあった。





って!途中計算書いてないじゃん!!
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