先生、スキでいてもいいですか?
「 私、嫉妬なんかしたっけ? 」
『しとるやん!
ごっつしとるで。』
その迫力に私は息を飲んだ。
「そうかな?
どうすりゃいいんかなぁ?」
『なんしか、亜希は亜希らしくな?
亜希ならなんべんでも挑戦できるで!!
…ちゃう?』
「うん!私、がんばるわ
おやすみ」
「おやすみ 」
私は自分の窓から星を見た。
これ、恋なんかな…
龍星が言うなら、そうかも…
もう、なんでもいいや。
恋でも、憧れでも何にも変わんないはず。とりあえず、私はいつも通り柴倉先生にドキドキすると思うから。
あ…星綺麗!
光ってるよぉぉぉ
ねぇ、先生。
先生も、この星を見てますか?