嘘つきな2人
26にもなって、恋や愛で悩んで、、、


仕事も手に付かなくなるなんてこと、したくもない。


そんなの、リスクが大き過ぎる。


あたしは、バカな女になりたくない。


きっとバカな女の方が誰からも好かれて、幸せになれるのかもしれないけど、、、


あたしは、バカだ。と言っているけど、、、


そんな女の子の方が利口で、賢いのかもしれない。


そして大バカ女は、そんなあたしの方なのかもしれない。


少し炭酸が抜け、温くなった缶ビールの残りを体に流し込む。


そこに調度麻貴も戻って来たので、寝る。と一言告げ、あたしは布団の中に潜り込んだ。

< 20 / 39 >

この作品をシェア

pagetop