press come dark behind
第3章
本当の眼鏡
部室を出た私が向かった先は、職員室。
正確に言えば、職員室の横にあるガラスケース。
私はガラスケースを覗いた。
目当てのものは多く、その中から1個を探すのは大変。
私は校長室へ行った。
「・・・別に構わんが。
毬子くんが鍵を借りに来るとはな」
「すぐお返ししますね」
不思議がっていた校長先生だったけど、鍵をアッサリ貸してもらえて良かったな。
ガラスケースの鍵穴に鍵を差し込み開けると、目当てのモノを探す。
多分、この中にあるはず・・・。
・・・あれ?
ない!?
可笑しいなぁ・・・。
あると思ったんだけど・・・。
私はある人に会うため、3階へ向かった。
ある人の教室の前で待つ。