*蝶蘭*
たまり場
~瑠花side~
春から夏へと移り変わるなんとも言えない暖かな日差し
窓から差し込む光が私の体をぽかぽかと暖めてくれる
瑠花「ふわぁ〜」
昂「こらー瑠花!あくびしすぎたぞー」
瑠花「すいませーん‥‥」
昴ちゃんの声がまったく頭に入ってこない
やばい…眠すぎる、
さっきから欠伸がとまらない
昨日夜更かししたせいかな
それにしても昴ちゃんの授業は面白くない
昴ちゃんのくせに妙に真面目でちゃんとした授業
しっかり教師をしている昴ちゃんって新鮮な感じだな
昴ちゃんごめんね、
でも面白味が全くないよ
それに私にはちょっとレベルが低すぎる。
だから余計に睡魔が襲う
どんなに強い相手がきても勝てる自信がある。
でも睡魔は格別だなぁ
今日はきっと疲れてるんだ!
よし、サボろ
瑠花「昂ちゃん私サボるわ」
手を挙げて昴ちゃんに報告
それから席を立ってドアに向かう
瑠樹「そんじゃあ俺も」
突然席から立ち上がり同じようにドアへ向かってくる
瑠樹のことだ、私を心配してついてくるんだろう
秋弥「俺も!」
朝日「僕も!!」
嵐「俺も‥‥」