*蝶蘭*
瑠花「あの‥‥ドリンクの注文でお願いします」
「いいじゃんいいじゃん!」
そう言いながら腕を掴まれる
本当なにこの人……気持ち悪いっ、!
そう思っていたら、スっとたくましくしなやかな腕が伸びてきた
秋弥「当店ではドリンクしか注文できませんので」
瑠花「秋弥!」
男性客の腕を掴み私の手を離してくれた
「あ゛?なんだよテメェは呼んでねーよ」
秋弥がニコッと笑い男性客の顔に近づく
そして秋弥が男性客に何かを耳打ちをした
その瞬間男性客の顔がみるみる青ざめていった
男性客の連れの人と慌てて店を出ていく
秋弥……一体何を言ったんだろう?
瑠花「秋弥今なにしたの?」
秋弥「ひみつ~♪」
なにそれっ子供か!!
でも…、秋弥が助けてくれるとは思わなかった、、
いつもあんな感じだから
急に真面目な秋弥、なんか新鮮で…
妙に、心臓の鼓動が早い……。