*蝶蘭*


瑠花「あの‥‥ドリンクの注文でお願いします」



「いいじゃんいいじゃん!」



そう言いながら腕を掴まれる



本当なにこの人……気持ち悪いっ、!



そう思っていたら、スっとたくましくしなやかな腕が伸びてきた



秋弥「当店ではドリンクしか注文できませんので」



瑠花「秋弥!」



男性客の腕を掴み私の手を離してくれた



「あ゛?なんだよテメェは呼んでねーよ」



秋弥がニコッと笑い男性客の顔に近づく



そして秋弥が男性客に何かを耳打ちをした



その瞬間男性客の顔がみるみる青ざめていった



男性客の連れの人と慌てて店を出ていく



秋弥……一体何を言ったんだろう?



瑠花「秋弥今なにしたの?」



秋弥「ひみつ~♪」



なにそれっ子供か!!



でも…、秋弥が助けてくれるとは思わなかった、、



いつもあんな感じだから



急に真面目な秋弥、なんか新鮮で…



妙に、心臓の鼓動が早い……。

< 173 / 290 >

この作品をシェア

pagetop