*蝶蘭*
そしてまた殴りかかろうとしている奴の拳を
―パシッ
掴んだ
「あ゛?なんだてめぇ、」
急に割り込んできた私に困惑しながらも怒りが急増したのかさっきよりも数段機嫌の悪そうな顔で言う
瑠花「1対3なんて卑怯じゃない?」
「うるせぇ、誰だおめぇ?」
「てめぇには関係ねぇだろ!」
瑠花「俺さぁ、卑怯なことする奴大嫌い
なんだよね」
そう言って少しだけ殺気をだす
「て、てめぇ‼︎」
一瞬びびったのか後ずさりしつつも私めがけて飛びかかってきた
勢いよく振りかぶられる拳を避け、隙だらけの相手のお腹にねじ込むように拳を入れる
「グハッ!」