哀川、いつまでも愛してるよ



哀川をみると....




良かった、きっと無傷だ。



でも



「ごめんね!工藤くん....!」




泣きそうな哀川。




「腕血出てる....!」




俺の腕からは血がでていた。




「別にかすっただけだよ」



ほら、と俺は立ち上がる。





「行こーぜ」




哀川が泣かないよう、笑った。



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