哀川、いつまでも愛してるよ
「哀川なに?」
馬鹿な俺は読めなくて
「あおいだよ!あおい!
....あ、ほら出て来た」
教室から出て来た女を魁輝が指さした。
メガネで髪は長く、左の下でひとつ結びにして。綺麗な黒髪だ。
「ガリ勉女....急いで帰って勉強か?」
ニヤニヤしてる魁輝。
「友達とかと帰んないのな」
俺が言うと
「あいつは友達いねーの!
勉強が友達じゃね?」
勉強が............友達....
なんて羨ましいんだ!!!
あ!!!
いいこと思いついた....これしかない!