哀川、いつまでも愛してるよ



「んー!いい朝!」



朝、外に出た私達。



夏希ちゃんが大きな伸びをした。





「そーいや今日は宝探しだっけ?」



「そうだね」




「あーあ。碧と行きたかったー」



夏希ちゃんが私をにらむ。



その瞬間




ぐいっ




腕を引かれて。




「ざんねーん。

月島に哀川を譲ることなんてありませーん」




「工藤くん」



「はいはいわかってるわよ

バカップル!!!」





夏希ちゃんはすねてしまった。




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