もしも、あなたと。





「あ」


何か思い出したように、声をあげた宮原くん。



「なんか、思い当たる節あった?」



「変なものではない。でも、昨日スーパー珍しい牛乳が売ってて、少し高かったけど買って、今日の朝冷やしたそれをこいつにやった」



…それだわ。




「うーんとね、それだと思うよ、原因」
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