本気の恋、始めました

眠い…

眠い、眠い。

隣から聞こえる寝息に腹が立つ。
追い討ちをかけるように古典の授業。

もうダメ…


必死に堪えるも
気がつけば机に顔を埋めて眠りに就いてた。


どの位眠ったのかわからない。
目が覚めたのは何かが飛んできたから。


何?


丸められたらノートの切れ端。


″帰り駐車場にいる。″


涼我だ…


となりを見たときにはすでに寝てる。


誰が行くもんか…


つか行く筋合いもない。



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