178cmの私。



「よし、私は告白する!」

廊下を歩いていると目の前には隆。

「隆…」

「ん?」

「あたし、隆の事好き」

隆はうつむいた


突然笑って
「っはぁ?お前まぢでいってんの?」

「えっ?」

「お前、昨日俺ら話してた時盗み聞きしてたろ?あれ、わざとだよ、わ・ざ・と!わかるか?」

「えっ?」

「まー、明日になったらわかるだろ?」

「じゃあ、あたしのこと…」

「好きになるわけないだろ。ノッポで男みたいで…アホなんじゃん?お前」

「最低」

私は走った
たくさん走った
息が上がるくらいまで走り続けた

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