178cmの私。
「本当、情けない」
「情けなくないよ」
えっ?
「今のお前は大丈夫。情けなくなんかない。輝いてるよ」
「あたし、自分の足でたててないよ。文にばっかり頼ってばっか」
「男に頼ってなにが悪い」
「あたしふみと出会う前はこんなに弱くなかった…」
「十分強いよ。お前は」
そういってふみは抱きしめてくれた
「お前は強い。」
「ふみ。あたしなにしていいかわからない。」
「いいじゃん?別に」
「えっ」
「それはこれから考えればいいじゃん。少しずつ、少しずつ自分の足で立てるように前に進めるようになれば。お前はできるよ。」
「できる?私に。かわれる?あたし」
「うじうじすんなよ。ばか」
あたしはふみを抱きしめ返した