裏アリ男子にご注意ください!
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放課後。
さっそくあたしはくつ箱に向かった。
ひと気は少なかったけど、すでにそこには爽太くんがいた。
「お、お待たせ!」
「ううん、大丈夫。……じゃあ行こうか?」
爽太くんが優しく微笑む。大好きな爽太くんの笑顔。
「行こう」
あたしは答えて爽太郎くんの隣にたつ。
「今日はいきなり誘ってごめんね」
歩きはじめて少し経った頃、爽太くんが申し訳なさそうに言った。
「ううん、全然! あたし、爽太くんと帰れてすっごくうれしいよ!」