裏アリ男子にご注意ください!
そんな気持ちをこめて都築くんをにらんでみると、ムッとされた。
けどなにも言われることなく都築くんはおもむろに口を開いた。
「ペットちゃん、おまえは明日から俺の昼食をもってここに来い。あ、ちなみに俺は焼きそばパンが好きだから。ヨロシク」
「……えっ」
いっきにまくしたてられて動揺したけど、数秒後、理解して驚く。
えーっ!
あたし明日も都築くんと過ごさなくちゃいけないの!?
しかもまた購買に行かなくちゃなの!?
でも絶対に逆らえないし……あたしはわかったとだけ言って屋上を飛びでた。