上から見るな!!!!!!
「わあー素敵な部屋ね」
と言いやがる。
確かに景色はいいし広いからいいけど…
この部屋は長年使われている形跡があった
マニアにとってはこの古めかしさがいいや霊が出そうでいい。などと言う人もいるだろう。しかし私はこういうのはあまり好きではない。実際にここの旅館は幽霊が出るとかで有名らしい。
「俺寝る時ここの端っこで寝るから!お姉ちゃんは俺の隣で寝るって」
「……じゃあ」
「じゃあお父さんはお母さんの隣~」
「もう!祐介さんったら」
イチャイチャするなら私のいない所でやってくれ。私の思っている事が通じたかのように二人は部屋から出て行った。嫌な予感がする…
「……二人きりだねお姉ちゃん♪」
「…そうだね~」
「甘えさせて」
海斗はそう言って私に抱きついてきた
「やっ…止め…///」
「あ…照れてるの?可愛い」
「今晩よろしくね」
「はあ!?」
「言った通りだよ♪」
そう言いながら海斗は怪しい笑顔を浮かべた。夜は絶対に逃げ……れ…な…かった…
なぜなら私はこの幽霊旅館に一人でいる事が出来ない。
「今更気づいた?これは俺にとって絶好のチャンスなんだよ」
海斗はそう言い、さらに抱きつく力が強なった。
決めた。今日は一睡も寝ない!一日ぐらい大丈夫!!!!!!
多分…
丸い月が怪しげに照らし出す時間帯になった。いつもなら綺麗だなと思うが今はなんだか怖い。私は只今お母さんと露天風呂に浸かっている。本当ならこれもまた気持ちいいという感想になるのだがそんな余裕は私にはないという感想になってしまう。隣は男風呂、お父さんがお母さんに大声で
「気持ちいいですね~」
と話しかけている。この旅館はお客がいないから迷惑かからないからいいが多い所だったら恥ずかしい…ん?お客がいない…今更気づいた。確かにこの旅館で私達以外にお客を見ていない。急に寒くなってきた。風呂に浸かっているのに…
「お母さんそろそろ出るからね。お父さんといちゃつきたいの。」
「あ…はい。分かりました。」
リア充大爆発しろ!!!!!!
「敬語は今後なしよ。」
「はい」
「【うん】でしょ」
「…うん」
そう言ってお母さんは風呂を出ていった
隣の風呂からも出るような音が聞こえた
絶対にお父さんだ
一人になった
幽霊の事がまだ頭の中にあった
隣は海斗君がいるのだろうか
「海斗君~いるの~」
返事がない。という事は私一人だけだ。
「来て…」
隣から声が聞こえた
「遊ぼうよ…」
海斗君かと思ったが海斗君の声ではない。女性?にしては幼稚な声。でもこんな変な声、幼児でも出さない…
まさか…宇宙人!?
とにかく相手に気づかれないようにゆっくり湯からあがろう…私はゆっくりと立ち上がった。
チャプ…
あ…と思ったその時
行かないで…
私はもう音も気にせず一目散にあがった。そして着替えて部屋までダッシュした。
しかし早く帰るべきではなかった…
そう…親のアレの状態を見てしまった。そうだ…お母さんとお父さんラブラブしたいから早くお風呂からあがったんだった…
と言いやがる。
確かに景色はいいし広いからいいけど…
この部屋は長年使われている形跡があった
マニアにとってはこの古めかしさがいいや霊が出そうでいい。などと言う人もいるだろう。しかし私はこういうのはあまり好きではない。実際にここの旅館は幽霊が出るとかで有名らしい。
「俺寝る時ここの端っこで寝るから!お姉ちゃんは俺の隣で寝るって」
「……じゃあ」
「じゃあお父さんはお母さんの隣~」
「もう!祐介さんったら」
イチャイチャするなら私のいない所でやってくれ。私の思っている事が通じたかのように二人は部屋から出て行った。嫌な予感がする…
「……二人きりだねお姉ちゃん♪」
「…そうだね~」
「甘えさせて」
海斗はそう言って私に抱きついてきた
「やっ…止め…///」
「あ…照れてるの?可愛い」
「今晩よろしくね」
「はあ!?」
「言った通りだよ♪」
そう言いながら海斗は怪しい笑顔を浮かべた。夜は絶対に逃げ……れ…な…かった…
なぜなら私はこの幽霊旅館に一人でいる事が出来ない。
「今更気づいた?これは俺にとって絶好のチャンスなんだよ」
海斗はそう言い、さらに抱きつく力が強なった。
決めた。今日は一睡も寝ない!一日ぐらい大丈夫!!!!!!
多分…
丸い月が怪しげに照らし出す時間帯になった。いつもなら綺麗だなと思うが今はなんだか怖い。私は只今お母さんと露天風呂に浸かっている。本当ならこれもまた気持ちいいという感想になるのだがそんな余裕は私にはないという感想になってしまう。隣は男風呂、お父さんがお母さんに大声で
「気持ちいいですね~」
と話しかけている。この旅館はお客がいないから迷惑かからないからいいが多い所だったら恥ずかしい…ん?お客がいない…今更気づいた。確かにこの旅館で私達以外にお客を見ていない。急に寒くなってきた。風呂に浸かっているのに…
「お母さんそろそろ出るからね。お父さんといちゃつきたいの。」
「あ…はい。分かりました。」
リア充大爆発しろ!!!!!!
「敬語は今後なしよ。」
「はい」
「【うん】でしょ」
「…うん」
そう言ってお母さんは風呂を出ていった
隣の風呂からも出るような音が聞こえた
絶対にお父さんだ
一人になった
幽霊の事がまだ頭の中にあった
隣は海斗君がいるのだろうか
「海斗君~いるの~」
返事がない。という事は私一人だけだ。
「来て…」
隣から声が聞こえた
「遊ぼうよ…」
海斗君かと思ったが海斗君の声ではない。女性?にしては幼稚な声。でもこんな変な声、幼児でも出さない…
まさか…宇宙人!?
とにかく相手に気づかれないようにゆっくり湯からあがろう…私はゆっくりと立ち上がった。
チャプ…
あ…と思ったその時
行かないで…
私はもう音も気にせず一目散にあがった。そして着替えて部屋までダッシュした。
しかし早く帰るべきではなかった…
そう…親のアレの状態を見てしまった。そうだ…お母さんとお父さんラブラブしたいから早くお風呂からあがったんだった…