silve shining
 結香にそう言われ、反応に困る私。

 別に、嘘ではないのだ。

 そして、またやろうとしたら、佑先生に止められた。

 でも、私はだんだん楽しくなってきてしまい、もう一回だけ!と、先生に頼み込む。

 すると、一度はダメと断ったものの、それでも頼み込むとすぐに了承された。

 私は喜びながら魔法陣へと向かう。

 もう他の生徒達は既にクタクタだった。

 突如、脳内に声が響いた。

『ー葉月。』

 この声は、セラフィスか。

 そうか。

 確か、契約を結んだ召喚獣とは“念話”と言って、口に出して喋らなくても、心の中で会話がてきるんだった。


 
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