silve shining
 セラフィスの強く、鋭い瞳に見つめられ、バハムートは意を決するように言葉を発した。

「セラフィス…お主にそこまで言われるとわな…葉月、と言ったな。我と、契約を結んでくれないか?もう一度、人間と言うものを信じてみたいのだ…。」

 バハムートの、低く、唸るような声に私は頷く。

「よろしく、バハムート。契約方法は?」

「我が認めた時点でもう契約は完了している。」

「そっか。でも、バハムートって大きいよね。どんなときに呼び出そうかな。」

「ふっ…それはまた後ほど考えるとしよう。」

「そうだね。じゃあ、行こう。この魔法陣から元の世界に戻るの。良い人はいっぱいいるよ。」

「うむ…。」
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