silve shining
「ごめん…私…まさかリンクするなんて…。」

「いや、別にお前が悪いわけじゃない。俺の配慮も足りなかった。」

 紫桜から聞くと、とりあえず皆、命に別条は無いらしい。

 失神しているだけだと。

 私は、その言葉を聞き、とても安心した。
 
 後で、皆にちゃんと謝らないと。

 すると、突然欠伸がでる。

「ふわぁ…あ…」

 凄く、眠い。

 頭がくらくらする。

 頭、痛いな……。

 明日は先輩との戦い。

「え、葉月…?」

 紫桜の声が聞こえる。

 私は睡魔に負け、そのまま眠りについた。
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