silve shining
「…え?」

 今、誰かの声が聞こえてきたような…。

 だが、耳をすますが、何も聞こえてこない。

 匂いもしない。

 ……気のせい、だろうか。

 なんか、ホラー的な感じがするよ。

 お腹が空いたから早く寮へ行こう。

 きっと皆が待ってる。

 そう思い、思いきり寮のドアを開けた。

「たっだいまー!もうお腹空いたよ~。」

「お帰り、葉月。随分遅かったじゃん。」

「待ってろ、今何か作ってやる。」

「やったー!じゃあ、炒飯食べたいな!海老つきね!」

「はいはい。分かったよ。」
< 146 / 235 >

この作品をシェア

pagetop