silve shining
「…。」

「…。」

 お互いの沈黙が続く。

 敷栞那は動こうとしない。

 勿論、僕も。

「…エキドナ。」

 先に沈黙を破ったのは、敷栞那だった。

 そして、そこに現れたのは、怪物エキドナ。

 上半身は美女で下半身は蛇の姿をしている。

 使い魔を召喚したなら、僕も、召喚しようかな。

「…ドールクイーン。」

『あら、主。久方ぶりですね。』

『うん。そうだね。』
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