silve shining
『まぁ、僕の防御をお願いするよ。時々攻撃もお願いね。』

『承りましたわ。』

 ドールクイーンは、数々の人形を作り上げた人物。

 その人形を操るのが上手でね。

 びっくりしたよ。

「そんな人形なんかで、私に攻撃を出来るとでも思ってるのかしら?」

 念話をしていた僕とドールクイーンのやりとりが相手に聞こえる筈も無く、敷栞那はそう言った。
  
 その目、嫌いだ。

 人を見下す、その目が。

『主、どうします?』

 また、念話で話し出したドールクイーン。

 僕は、それに短い言葉で返した。
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