silve shining
『まだ、いいよ。』

 この言葉の意味は、後々分かるだろう。

「エキドナ。あのドールクイーンに攻撃!」

「うふふ。りょーかい。」

 すると、エキドナはドールクイーンに向かって走り出した。

 いや、蠢き出した、と言った方が正しいだろうか。

「あらあら、醜いお姿。私のドールが汚れちゃう。お顔は綺麗なのに…。残念ね。」

「私の下半身の蛇が醜いってぇ?失礼な女王様ねぇ。この美しさが分からないなんて。ま、貴女のその変な髪型よりは良いと思うんだけどぉ。」

「なっ…。貴女も随分と失礼な事を言うのね。」

 ドールクイーンが少し怒り気味だ…。

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