silve shining
「や、ヤバい…ヤバすぎます…」

「え?は、え?」

「だから…その美形スマイルで呼び捨てとか……もう、カッコいい!!!」

「…?」

 いきなりそう叫んでキャラ崩壊しだした律花。

 そして、訳が分からずポカンとする私。

 もしかして、私…デススマイル…?
 
「キャー!!」

 廊下の方からそんな叫び声が聞こえ、はっとして見ると、何人もの女子が倒れていた。

「…え?」

「うわ…葉月を見に来るためにわざわざここに来た子達だよ。さっきの葉月スマイルで失神してる。」

「え!?そんなに可哀想なスマイルだったの!?」

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