silve shining
「10以上…かな、リビングは。」

「で、15畳の洋室が8部屋もあって、20畳と10畳の和室が1部屋ずつ…」

「キッチンは5.5くらいかな。」

「もう、寮じゃなくてそれなりに高級な家だね。お風呂場も広くて綺麗…。」

「うん。そうだね。」

「でも、私達は5人で共同生活でしょう?10部屋もあるうち、5部屋使うから5部屋残るね…。」

「うん、私達にはとても使いきれないよね…。」

「あ、そう言えば篠原先生さ、どこか3人部屋になるって言ってたよね?その人をこっちに移動して貰えば…」

 と、結香が突然閃いたように言った。

「それいいかもね。でも、だったら順番的に学年で霊力が4位の人に来てもらった方が良いんじゃない?確か…蛭間君だったよね。で、その蛭間君の代わりに、3人部屋の中の1人が、蛭間君がいた寮の部屋へ行けば…」
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