silve shining
 と、そう返された。

「そう…?」

 私はそう返し、理人から静かに離れていく。

 だって、その時の理人、とても考え込んだような顔で。

 まるで、誰も近寄らせないような殺気があった。

 何も無いわけがない。

 理人がここまで殺気立たせるような事があったのだろう。

 だけど、気になる。

 それが正直な思い。
 
 でも、理人が大丈夫と言うのなら。

 それを、信じたいと思う。

 
< 89 / 235 >

この作品をシェア

pagetop