俺様と双子達
そんなあたしと悠陽を余所に莉里は亜香里さんに電話をかけてる…。



「OKだって!!あたし今から仕事だから後は悠陽に頼んでね~。」

「待って莉里!!なんで悠陽に買ってもらうの!?」

「悠陽、見立てるの得意じゃん?だから!!じゃあね~!!」



待って莉里…。



あたしと悠陽を二人にしないで…。



「美羽、予想外の展開だけど…。俺的にはチャンスなわけで。」

「あたしパーティ行かない…。」

「ダメ。じゃ、学校サボって買い物行きますか。」



そう言って悠陽はあたしの鞄を持って教室を出た。



悠陽はマジなの?



あたしはどうしたらいいの…。



「早く行かないと授業始まる。」

「あ…。はい…。」



どうすればイイの~!?



莉里のバカ!!



莉里の超バカ~!!


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