俺様と双子達
あたしは悠陽の後ろを3歩下がって歩く。



「美羽…。」

「はい!?」

「意識し過ぎだから…。マジで普通にしといてくんないとやりずらい…。」

「だって…。」



悠陽の背中が前より広く見えるんだもん…。



その前髪を触る仕草とかが新鮮に見える…。



「悠陽君ですかぁ!?」

「そうだけど…。」

「めっちゃカッコイイ~!!写メとらせてください!!」

「俺そう言うのは…。今デート中だから勘弁して?」

「ウソ!?彼女さん!?」



か、彼女!?



あたしはただの幼なじみ!!



しかも『デート』!?



「彼女じゃ…」

「そ。俺の彼女。カワイイでしょ?」



悠陽~!!



何その笑顔!!



しかも女の子『カワイイ~!!モデルさんですか!?』とか信じちゃってるよ~…。



本気で信じらんない…。


< 105 / 657 >

この作品をシェア

pagetop