俺様と双子達
でもあたし達は幼なじみで…。



親同士が大親友で…。



「琉伊君とこ行く。」

「待って!!パパリンに言うの!?」

「言う。約束したから。俺が美羽と付き合ったらスーツ着て挨拶するって。」



やっぱりパパリンは知ってたんだ…。



ヒナ君達はどう思うのかな…。



みんなの反応が怖い…。



「琉伊君!!」

「おぉ!!悠…陽……。美羽チャンのお手々が悠陽君と繋がってるのは何で?」

「お父さん、俺達付き合います!!」

「聞こえない。な~んにも聞こえない。」

「何だよ!!ちゃんとスーツ着てんじゃん!!」

「わあああああああ~。日向に用事があったんだ~!!俺行かなきゃ~。」



パパリンは逃げた。



現実を受け止められないみたい…。



ママリンとかヒナ君達は皆喜んでくれた。



もちろん莉里も。



「もっと好きにさせるし。」

「そうなるように頑張る…。」

「じゃあ幼稚園の頃みたいに美羽からチュウする?」

「し、しない!!」



急に彼氏になった幼なじみ。



恥ずかしいけどこれからあたしも頑張ります!!


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