俺様と双子達
抱きしめた美羽は絶対顔が赤いはず。



「悠陽としたくない訳じゃないんだけどね?」

「うん?」

「まだムリ…。まだ…。」

「わかってる。ムリしてまでしたくねぇし。」

「ごめんね?」



俺達は幼なじみだから…。



やっぱり急にそんな関係になるのは難しいらしい。



ゆっくりでイイ。



美羽にペース乱されまくりだな…。



「旅行は俺と同じ部屋な?」

「パパリン説得して…。」

「了解。でも何もしない。キスくらいはするけど…。今は一緒に寝たい。」

「悠陽ってピュア…。」


ピュアだな…。



マジで俺は美羽に浄化されてる。



なんか美羽といるとキレイになれる気がする…。



俺ってこんな人間じゃねぇ!!



「俺はこんな男じゃねぇ…。」

「悠陽は優しいね。」

「優しくねぇ!!俺は…。」



旅行でキメる!!



これ、マジね!!



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