俺様と双子達
抱きしめられてる力の強さから蒼君の申し訳なさが伝わってきた。



「チュウしてくれたら許す。」

「じゃあ英梨からな。」

「蒼君から…。」

「最高ワガママだな。」



やっぱり優しい…。



蒼君の体温に包まれてされたキスは蒼君の謝罪。



十分伝わった…。



「蒼君、お腹すいた。」

「肉食いに行く?」

「行く!!」

「もう飲むなよ?」

「うん!!」



そう言えば蒼君酔ってないよね?



3時間くらい飲んでたはずなのに…。



「お酒飲んでなかったの?」

「俺、弱いから人前であんまり飲まねぇの。さっきまでウーロンハイとか言って烏龍茶飲み続けてたのに誰にもバレなかったし。」



それは蒼君の演技力!?



さすが蒼君!!



「今日は夜中に散歩行くぞ。」

「エロ蒼君!!」

「は!?すぐそっちに考える英梨のがエロいだろ…。」



あっ…。



でもたまには外もアリ!!


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