俺様と双子達
その意地悪な笑顔も昔とかわらない…。



「重いとか超失礼だね。」

「だってマジだし。」

「ひど~い!!最低!!悠陽なんて嫌い!!」

「ウソ!!マジ軽かった!!何も持ってないくらい軽かった!!」



機嫌取り!!



怒ってやる!!



悠陽をシカトして布団に潜った。



バカ悠!!



「ミュー?」

「ミューじゃないもん!!美羽だもん!!」

「はいはい。美羽?ごめんな?」



素直に謝った…。



う゛ぅぅぅ~!!



「許してやってもイイよ…。」

「じゃあ寝ますか?」

「うん。誰もいないから手繋いで寝よう?」

「抱きしめて寝たい…。」

「ドキドキし過ぎて寝れなくなるからダメ…。」



あたしと悠陽は大人になってから初めて同じベッドで眠った。



朝まで手を繋いで。



悠陽、大好き!!


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