俺様と双子達
連れて来られたのはコテージと岩で影になってる砂浜…。



「座れ。」

「うん?」



あたしが座ると蒼君は横になってひざ枕した。



蒼君が甘えてる~!!



「気持ちわりぃ~…。」

「大丈夫?」

「ダメ…。キスして。」



具合悪そうな蒼君にキスをした。



今日も優しい…。



「もういなくなったか?」

「何が?」

「舜チャン。」



気にしてたんだ…。



そんなのとっくにいないのに…。



「あたしの中は蒼君しかいないよ。」

「よかった…。」

「蒼君が隣の席でよかった。蒼君に助けてもらえなかったら人生こんなに楽しくなかった…。」

「そうか?」

「うん。蒼君はあたしの恩人。大好き!!」

「そりゃよかった。」



そう言って蒼君はあたしの服の中に潜った。


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