俺様と双子達
担任の自己紹介を聞いたり、その後の説明をサラッと聞き流してから俺は英梨と教室を出た。



「蒼斗!!また明日!!」

「あ、千明。また明日ね!!」

「………。」



早く慣れろ千明。



それより今は俺は英梨をどうするかって話し。



「ここ家。」

「近いね!!それに大きい…。」

「有名人揃いだからね~。セキュリティも万全。どうぞ?」

「おじゃまします!!」



全く警戒心のナイ英梨を連れて中に入った。



マジで来たよ…。



「おかえり。ってか…蒼が女…。」

「ヒナ兄、上野英梨さん。」

「知ってる…。涙の女王?」

「そうそう。じゃあ俺部屋に行くね?」



ヒナ兄は俺が仕事用の態度だったから何も言わなかった。



英梨はペコッと頭を下げて俺の後をついてくる。



「あれってお兄さん!?日向さんだよね!?」

「そうだね。もしかしてヒナ兄ファン?」

「カッコイイ~!!カッコイイよ蒼君!!」



顔同じなんだけど…。



ムカつく。



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