俺様と双子達
だってあたしと蒼君のラブラブな時間がなくなっちゃうもん。



「千明君、ご飯食べさせてあげるから帰ってね?」

「英梨までそんな事言う…。パンツ見た中だろ…。」

「パンツ!?何!?何の事!?」

「干してあったから見た。エロいパンツ…。」



うわっ!!



それは恥ずかしい!!



蒼君も片付けてから部屋に入れてよ!!



「可哀相な千明…。英梨のパンツを見たばかりに芸能界から追放なんてな~…。」

「そうだね…。あの映画も結構イイ役なのに出れないなんて可哀相…。」

「じゃあメシくらい作ってやるか。」

「うん…。憐れな千明君…。」



動揺する千明君をほったらかしにしてリビングに出た。



あたし達にそんな力ないのに…。



信じちゃってる千明君が少し可哀相になった。



でもあたしのパンツを見た罰だね。



仕方ない。


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