俺様と双子達
そのためには勉強をしなきゃ高校に行けないわけで…。



次の日に莉里が持ってきてくれた問題集をやってみる。



元から音楽にしか興味がなかった俺は結構…。



「隼人ってバカだね…。」

「うん。俺バカ。今更ながら莉里って何中?」

「秀英附属。」



俺の彼女ばバカに見えて超名門中学のナンバー1の頭脳を持ってる…。



全国でも相当頭いいっぽいな…。



「これがXでこれがyね?」

「あのさ…。Xって何?」

「………そこはあんまり重要じゃないから、とにかくこれがXね?」



Xの正体が気になって先に進めません…。



だから勉強は大事だと今更気付いたんだ。



「漢字は読める?」

「うん。俺作詞してるんだよ?」

「じゃあこれは?」



『募る』



こんなの読める。



読めないわけがない!!



「ぼる?」

「つのるね…。カッコイイ事言っといてこれじゃあ世話ないね…。」



ごめんなさい…。


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