俺様と双子達
祥子チャンは美人だしエロエロメガネだしおっぱいポヨヨ~ンだし…。



勝ち目ないじゃん…。



いや、もしかしてあたしはヤったら捨てられる!?



本命は祥子チャンであたしはただのヒマ潰し…。



「悠陽嫌い~!!」

「嫌われる事してねぇ。」

「だってまだ祥子チャンと…。」

「保健室なんて行ってねぇから…。シカトしまくってるっつーの。」

「証拠は?」

「携帯でもなんでも見ろよ…。マジで何もしてねぇから。」



そうだよね…。



悠陽は昔からあたし達にウソはつかない。



信じよう…。



「疑ってごめんね?」

「別に?キスしてくれたら許す。」

「軽くでいい?」

「濃厚なの。」



目の前で屈んだ悠陽にキスをした。



歯磨き粉味だ…。



「ねぇ、この『教習車は危険信号』って言うの見たい。」

「マジ見んの!?」



女の子だって見てみたいよね!?


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