俺様と双子達
千明に口裏を合わせておいたらOKだ。



「蒼斗様様だな!!」

「だったら早く童貞卒業しろよ。」

「はい!?俺童貞じゃねぇし!!」

「見栄はんなよ…。」

「見栄張ってねぇし!!ヤりまくりの奴に言われたくねぇ!!」



だから英梨が早く来なきゃ死んでしまう…。



当分ホテル暮らしで家に帰れねぇし…。



「蒼斗~。」

「なんだよ嵐…。仕事以外でお前に会いたくねぇ。」

「天道家の奴らは俺を何だと思ってんだよ…。世界の進藤さんなのによ!!」

「ハイハイ…。で?何?」

「飲もうぜ!!」



アホか…。



いい歳した監督が16歳に酒飲ませんじゃねぇよ…。



「千明も飲むぞ。」

「はい!!」



毎日じゃねぇならな…。



たまにはイイか。



「千明飲み過ぎだし。」

「蒼斗は知らねぇかもしんねぇけど俺の初めては中2の春だ!!相手は2歳上のアミチャン!!」



どうでもイイ…。


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