俺様と双子達
俺がなんとかしてあげる…。



「莉里は俺に助けられたら嬉しい?」

「嬉しいよ…。ヒナ君とか寧音チャンには迷惑かけたくないし。隼人に助けられたら嬉しいけど…。隼人は大人だもん。中学生じゃない…。」

「うん。でも俺が莉里を救ってあげる。」

「悠陽がどう頑張ってもムリだったのに?」



莉里を殴らせるような事はしない。



俺の莉里は誰にも傷つけさせない。



「守ってあげるよ。」

「気持ちだけで嬉しい…。」



莉里の弱いとこを初めて見た気がした。



大丈夫、俺が何とかしてあげるから。



「莉里~。」

「バカ悠…。邪魔すんな~…。」

「おぉ!!隼人さん!!今からしちゃう感じ!?」

「しないよ!!」



ありがとう悠陽君…。



しちゃいそうだったよ…。



ダメだ俺…。



今日は早めに帰ろう…。


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