俺様と双子達
じいちゃんは無口だ。



ばあちゃんはすげぇ喋る。



「悠チャン久しぶりね~!!」

「ばあちゃん!!腹減った!!」

「今用意するからね!!莉里チャンは元気?」

「まぁ普通に元気!!」



たまに来るこの店。



じいちゃんの寿司は美味い。



「蓮チャン、俺って今どの辺かな…。」

「昔の疾風かな…。うん、日向にはおよんでねぇな。」

「この歳の日向はどうだった?」

「2番手ってとこ。」



一応俺は2番なんだけど…。



日向の次に凄いって言われてるのに…。



まだまだって事か…。



「将来はどうすんだ?」

「俺そんなにモデルで食ってくとは考えてない。日向には絶対勝てないし。時期に引退するよ。」

「そうか…。俺的には3世代でトップに立ちたかったけどな…。」



だって俺ってそんなに向上心がない。



日向みたいにはなれない。


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