俺様と双子達
蒼君がハンデをくれて、先にあたしが入った。



負けないと思いながらも焦りまくり…。



やっとついた出口。



何気に早かった!?



「おせぇよ。」

「なんで!?早過ぎない!?」

「俺を5分以上待たせるってどんな神経してんだよ。」

「そんなに待った!?」

「待った。」



頭がいいからかな…。



大差で負けたみたいです…。



「蒼君のが稼いでるのに~…。」

「賭け事で俺に勝とうなんて100年早いって事。」



お昼ご飯を食べてからまた遊んだ。



ほとんどの乗り物を制覇してしまったあたし達…。



「あとは観覧車だけだよ?」

「じゃ、帰るか。」

「イヤ!!あたし無理矢理ジェットコースターに3回も乗せられた。蒼君も克服しなさい。」

「ムリ…。」

「じゃあもう触らせない。」



無理矢理乗せてやる!!


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