俺様と双子達
素直に嬉しかった…。



「まだ4時じゃん…。」

「お腹空いたから…。」

「だったら俺が作ってやるよ。リクエストは?」

「オムライス…。」



優しい笑顔の悠陽は手際よくオムライスを作ってくれた。



あたしなんかより全然上手い…。



「どうした?何で引きこもりなんだよ。」

「パパリンが認めてくれないからストライキ…。」

「ははっ!!じゃあ何で俺の電話出ないわけ?」

「それは…。悠陽にもムカついたから…。悠陽は何も悪くないのに…。ごめんなさい…。」

「俺も最近構ってやんなかったから…。ごめんな?」



悠陽悪くないじゃん…。



あたしが子供なんだよね…。



「食ったら寝るぞ。」

「うん…。パパリンは?」

「ぐれた親父は日向の元に飲みに行ったっきり帰って来ないね~。」



いないのか…。



食べ終わったら食器まで洗ってくれて、一緒に部屋に行った。


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