俺様と双子達
なのに隼人は全く顔色を変えない…。



「それが?」

「犯罪…。」

「別に合意の上ならイイんじゃないの?」

「だって付き合ってもいないのにそんな事はしちゃいけないと思う…。」



蒼斗とか悠陽はしてたけど…。



莉里は無理なの~!!



「じゃあ俺と付き合ってよ。」

「はい!?」

「彼女になって?」



隼人の笑顔にキュンとしてしまった心臓…。



付き合うとか…。



好きじゃないのに?



「付き合って?」

「うん…。」

「じゃあ俺の彼女ね。」



莉里、今流された…。



そしてまたキスされた。



溶けるです…。



「何人とした?」

「わからない…。」

「もう俺以外としないでね?」

「はい…。」



好きでもないのに…。



何だか莉里の心は一気に隼人に束縛された気分になった。


< 52 / 657 >

この作品をシェア

pagetop