俺様と双子達
英梨チャンがご飯を食べてる間にシャワーを浴びた。



考えるのは言い出すきっかけ…。



もういやになってくる…。



「もう行くの!?」

「はい!!おじゃましました!!」

「次は蒼斗君ときてね?」

「そんな事言うと絶対来ますよ!?」

「大歓迎だよ。」



出来ればもっといてほしかった…。



出来るだけ長く…。



「隼人?眠いなら寝たら?」

「腹減ったかな…。」

「じゃあ食べて!!」



このお雑煮とか莉里が作ったのか…。



美味いな…。



「おいしい?」

「最高うまい。」

「よかった!!寝ないで頑張ったんだからね!!」



胸が痛む…。



俺の為に頑張らないでくれ…。



俺はそんなに尽くしてもらえるような人間じゃない…。



「ごちそうさま。」

「はい!!」



後片付けをしてる莉里をただ眺めた。



言い出すタイミングなんて伺ってるから言えないんだ。


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