俺様と双子達
ゲームをしてたら徐々にさっきの気まずさがなくなって来た。



「飽きたな…。」

「じゃあどっか出かける?」

「う~ん…。俺やっぱり今日は美羽と部屋にこもりてぇな…。」

「お昼ご飯作らなきゃ。」

「俺が作るか?」

「一緒に作る。」



少しは料理覚えなきゃだもん!!



って事で一緒にキッチンに立った。



「チャーハンくらいなら作れんだろ。」

「えっ!?作れない…。」

「じゃあ君は卵を担当しなさい。」

「了解です!!」



悠陽って起用だ。



包丁の扱いとかすごいうまいし…。



「はい、炒めて。」

「あたしが!?」

「やらなきゃ覚えねぇじゃん?」



悠陽が見てる前での料理とかって恥ずかしい…。



しかも真後ろに立ってるし!!



緊張する~…。



「フライパンの振り方教えてやろうか。」

「えっ!?」



そう言って悠陽は後ろからあたしのフライパンを持つ手を握った…。


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