俺様と双子達

千明君どうするんだろう…。



と、思ったら立ち上がった千明君…。



「朱莉チャン!!」

「ん？」

「俺と付き合ってください!!」

「………いいよ。」



いいの!?



えっ!?



カップル成立!?



隣の蒼君もポカーンってなってる…。



「一緒に寝てイイ!?」

「うん。今日からよろしくね？ちぃ君。」

「それ…。ヤバイ…。俺風呂入って来る!!」



わけがわからないままカップルが誕生してしまったバレンタイン…。



空き部屋で寝るあたしと蒼君はいまいち状況が飲み込めないままで…。



「これでよかったのかな…。」

「ちぃ君幸せそうだし…。いいんじゃね？」

「だよね…。」

「じゃあ寝るか…。」

「うん…。」



人の甘いバレンタインを見ただけのあたし達はそのまま眠った。



人の家でとかスリルあるんだけどそんな気分じゃない…。



「おはようちぃ君…。」

「話し聞きたい!?聞きたい!?」

「いい…。」



いいことがあったみたいで何よりです…。



あたしと蒼君は甘くな～い!!